部屋の隅の方の、そのまた隅の方の箱の中からRaspberry Pi 4Bを発見しました。買った当時は、LEDを光らせたり、サーバー建てるなどして楽しく遊んでいたラズパイ。3年くらい箱の中で眠らせてしまいましたが、また使ってみようと思います。その一歩目です。
ちなみに、linuxなど、その道に明るい人間が書いている訳ではないので、あくまで私的なお遊びの備忘録となります。難しいことは、詳しい人に聞いてください。悪しからず。
回転数を制御できるファンを取り付ける
以前は、常に全速で回転するファンを使用していましたが、耳障りなので、60℃以上になると回転するものをAmazonで購入しました。お値段¥2,199。見た目で選びました。ショートの危険性を考えると、箱型のケースにすれば良かったかも。
OSを入れてSSHで接続する
長い間放置されていた物なので、ユーザー名やパスワードなんて覚えていません。OSのインストールからやっていきます。
OSのインストールにはRaspberry Pi Imagerを使います。
Raspberry Piデバイスは「RASPBERRY PI 4」を選択。OSは「RASPBERRY PI OS LITE(64-BIT)。ストレージは128GBのSDカード。ホスト名などは適当に。SSHは公開鍵認証で有効化。
SSHで接続してみると無事に接続成功。初回だけknown hostsに追記しても良いか聞かれます。
% ssh pi@192.168.xx.xx
The authenticity of host '192.168.xx.xx (192.168.xx.xx)’ can't be established.
ED25519 key fingerprint is SHA256:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.
This key is not known by any other names
Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])? yes
Warning: Permanently added '192.168.xx.xx’ (ED25519) to the list of known hosts.
Linux raspberrypi 6.6.20+rpt-rpi-v8 #1 SMP PREEMPT Debian 1:6.6.20-1+rpt1 (2024-03-07) aarch64
The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.
Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Sun Mar 17 18:53:17 2024 from 192.168.xx.xx
pi@raspberrypi:~ $
IPアドレスやペケペケの部分は、ご自身の環境で読み替えてください。
iPhoneから死活確認できるようにする
このラズパイは、SSH経由で操作する予定です。ディスプレイは繋ぎません。置き場所も机から離れた、NASのある棚に置く予定です。
そのためラズパイ上で動いているサービスやラズパイそのものが動いているどうかを簡単に確認できるようにしたいと考えています。その前哨戦として、ラズパイ自体が動いていることを、iPhoneのショートカット経由で確認できるようにしてみます。
/usr/local/binにdoa.shというファイルを作成。実行すると「Alive!」と応答するだけの簡単なもの。
#!/bin/sh
echo “Alive!”
このスクリプトをiPhoneのショートカットから呼び出せるようにします。SSHを公開鍵認証で使用しているので、公開鍵をコピーして、ラズパイの~/.ssh/authorized_keysに追加します。
作成したショートカットを実行すると「Alive!」という内容の通知が表示されます。ちょっとだけIoTっぽい。
ラズパイを使う上でやっておきたいことがもうひとつ。ラズパイは、ケーブルを繋いで電源を供給することで起動するようになっています。つまり、停止中のラズパイを起動させるには、一度電源ケーブルを抜き、再度差し込む必要があります。それではちょっと不便なので、次回はこれをなんとかしようと思います。
つづく