4月下旬、アドベンチャーワールドで飼育されているジャイアントパンダの全頭留学(帰国)が発表されました。その報せを受け、アドベンチャーワールド行きを思い立ちますが、JALの羽田・南紀白浜便はすでに満席。それならば、大阪経由で訪れようと計画を立てることに。ついでに万博ガンダム見に行こう!と唐突に万博行きを決めた人の雑なお話です。
まずはチケットを買おう
何はなくとも入場チケットは必要です。とりあえず平日券を購入しました。チケットを買ったら来場日時を予約します。平日だし、空いているとメディアも言うとったのですが、9時台入場は既に予約でいっぱい。西ゲートの10時台が予約できました。
大阪・関西万博 チケットインフォメーション | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
入場チケットは基本的にデジタル。スマホに表示されたQRコードを端末にかざして入場します。混雑時など電波が繋がりづらい場合に、QRコードを表示できないことがあります。予めスクリーンショットを保存しておきましょう。

シャトルバスを予約する
西ゲートにはシャトルバスで向かうらしく、その予約も必要です。桜島駅から万博会場まではおおよそ20分。10時前に西ゲートに辿り着くには、9時半にはシャトルバスに乗車する必要がありそうです。
シャトルバスの乗車券はKANSAI MaaSで予約・購入し、スマホの画面を係の人に見せる方式です。
そもそも万博会場はどこやねん?
大阪・関西万博の会場は、大阪の臨海部の埋立地「夢洲(ゆめしま)」。入場ゲートは東と西の2ヶ所。東ゲートには地下鉄で、西ゲートにはシャトルバス向かうのがお約束。
東京駅からなら、東海道新幹線、エキスポライナー、シャトルバスを乗り継いで、西ゲートまで3時間半くらい。シャトルバスの乗車待ちや道路事情によってはもう少し掛かるかもしれません。
アクセス | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
パビリオンの抽選予約に参加する
チケットを購入したらパビリオンを予約します。予約の方法は、来場2カ月前抽選、7日前抽選、3日前空き枠予約の3つ。その他に、リワードプログラムの特典から申し込める枠もあるようです。知らんけど。
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私がチケットを購入したのは来場日の10日前。2ヶ月前抽選はすでに終了しています。イタリア館独自の来館予約も、8月以降※の予約しか受け付けていませんでした。
7日前抽選に申し込みはしましたが、結果は余裕の全落ち。一縷の望みにすがり挑んだ3日前空き枠予約も惨敗。確保できたのはアラブ首長国連邦パビリオンのみでした。
※この記事を作成時点では、9月以降のチケットが予約可能でした。
パビリオンの総枠数と当選枠数の目安が、万博公式サイトで公表されています。
引用元:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250403-04/
当日空き枠予約に挑む
事前予約は惨敗でしたが、あんなもの取れなくて当然です。本命はここからです。
事前に予約できなかったパビリオンやイベントも、来場当日に空き枠があれば、入場10分後から、会場内の当日登録端末機やスマートフォンで登録(予約)が可能です。まあ、9時入場組が圧倒的に有利なんですけどね。
私が西ゲートを通過したのは10時18分。10時半ごろに空き枠を確認するも、めぼしいパビリオンは全滅。パビリオンによっては、夕方枠に空きを見つけることもできましたが、これを取るかは迷うところ。
なぜなら、当日空き枠で予約できるパビリオン・イベントは1つのみ。予約したパビリオン・イベントを体験しないと次の予約を取ることができません。当日予約枠が解放されるパビリオンに申し込む場合、注意が必要です。
予約枠開放で勝利を掴め!
9時入場組の後塵を拝しても「まだだ!まだ終わらんよ!」の精神大事です。
朝イチ入場でなくとも勝負できるパビリオンがいくつかあります。GUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONもそのひとつ。12時、15時、17時、19時に当日予約枠が開放されます。
11時半頃からチケットサイトにログインし、GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION詳細画面で待機。12時にリロード。なんとか空き枠を予約することができました。これでひと安心。
あくまで体感ですが、12時は比較的予約しやすく、15時もまあまあ。17時はあっという間に埋まったように思います。19時は知らん。現地で当日予約できることを知る来場者も多いようです。早い時間の予約が吉。
話題のnull2も予約枠の開放がありますが、かなりの高難度と思います。

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONは伊達じゃない
デブリを片付けたり、農業に役立てたりと、平和利用されるモビルスーツとその関連技術。パビリオンで展開されるのは、物語の世界に技術的な理屈を持ち込んだ、いつか辿り着けそうな「宇宙世紀」を感じさせるストーリー。

ザクIIやジェガンなど、お馴染みのモビルスーツが働く様子も楽しめます。グラスフェザー装備のガンダムも、動いているとカッコよく見えて仕方がない。禍々しいジオング タイプ MAも大好物です。なによりモビルスーツが目の前で戦う様子を眺めることができるのが堪りません。万博ならではのガンダム体験に大満足でした。

EXPO2025 大阪・関西万博「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」 | バンダイナムコホールディングス
そのほかのパビリオンは?
ミャクミャク誘拐事件の発生した「バルト館」など予約不要のパビリオンをフラフラ巡りはしましたが、気力と体力がなく、混んでいるパビリオンに並ぶことはしませんでした。アラブ首長国連邦のパビリオンも時間の都合でキャンセルしました。

思っていたより良かったのは、大屋根リング。よくもまあ、こんなでかい木造建築をおっ立てたなあと。

ただし、ユスリカの大群がヤバい。19時頃にリング上を一周しましたが、海側がマジですごい。数十万匹は飛んでいたのではないでしょうか。
万博会場を離脱
19時半ごろに会場西ゲートから離脱。ゲート前のバス乗り場からシャトルバスで桜島駅に移動しました。ショーの時間と被るためか、バス車内はガラガラ。時間帯によっては乗車までに時間がかかることもあるでしょう。
桜島駅からの電車は、お隣のユニバーサルシティでUSJ帰りのお客さんが大量に乗ってきます。西九条で下車する予定がなければ、新大阪行きのエキスポライナーに乗るのがオススメです。

個人的三種の神器
巷でも万博を訪れた方々が、アレやコレやを持って行けとおっしゃっておりますが、私的には以下の3つは忘れずに持っていっていただきたい。たぶん会場でも売ってるけどね。
チケットやパビリオンの予約、現地での決済、各種万博関連アプリなど、スマートフォンが必須の今回の万博。バッテリーが切れると、かなり悲しい思いをするでしょう。モバイルバッテリーは必携です。
暑さ&紫外線対策も超重要。大屋根リングの下に逃げ込めば、日差しを避けることはできますが、長蛇の列に並んでいる間は、どうしようもありません。日傘も必携です。
日傘をさしていても、会場内では地面から建物から、相当な照り返しを受けます。日焼け止めも必携です。小さくて持ち歩きに便利なので、これ使っています。
私的に十分な万博
急遽行くことにした大阪・関西万博ですが、お目当てのGUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONを体験できただけで私的には大満足。移設展示されている横浜ガンダムを、GUNDAM FACTORY YOKOHAMA時代よりも近くで、そして背中側から見ることができるのも、かなりの高ポイントでした。

一方で、もっと下調べをしておけば、効率良くいろいろな体験ができたのかも?と、思わないでもありません。情報収集ってホント大事。
それでは皆さん、楽しい大阪・関西万博を。