ずっと訪れてみたかった茶臼山動物園に行ってきました。もちろん目的はウォンバットのウォレスくんに会うこと。
車がないと行きづらいかも?
茶臼山動物園があるのは長野県長野市。川中島の戦いでお馴染みの「川中島」のすぐ近く。上杉軍と武田軍が戦ったのはこの辺りなんですね。動物園最寄駅は篠ノ井駅。JR東日本としなの鉄道の共同使用駅です。
Googleマップによれば、篠ノ井駅から茶臼山動物園までは車で9分。車がなければ、無料の「ZOOぐるカー」に乗るのが一番楽。ただし、運行は4月〜11月の土日祝日のみ。
運行日以外は、タクシー利用もしくは徒歩となります。駅から動物園南口までのタクシーの料金はおおよそ3,000円だそうです。徒歩の場合の所要時間は約1時間。茶臼山動物園は文字通り「山」の上にあるので、歩きで向かうのはなかなか大変そうです。
ゴールデンウィークなどの特定日に無料シャトルバスが運行することもあるので、しっかり情報収集してから参じましょう。
今回は、シャトルバス運行日だったので、ありがたく利用させていただきました。

園内に飲食店はある?
ゾウ舎前広場でラーメンや焼きそばなどを売る「移動ラーメンショップとんちんかん」と、シマフクロウ舎近くで、かき氷やクレープを売る「高橋食品」が、土日祝日を中心※に営業しています。焼きそばとクレープをいただきましたが、おいしかったです。
※営業日は決まっていないそうです。営業しているかどうかは当日問い合わせてください。
ウォンバットのウォレスくんに会う!
現在、日本国内で飼育されているウォンバットは四頭。そのうちの一頭が茶臼山動物園に暮らすウォレスくん。1996年生まれの子年。今年で29歳になります。昨年1月に雌のモモコさんが亡くなってからは、一頭で暮らしています。

どうやら大変に眠たかったらしい、この日のウォレスくん。ちょっとだけお顔を見せてくれましたが、それ以外は気持ちよさそうに寝ておられました。そもそもウォンバットは夜行性ですからね。昼間寝るのは通常営業。ウォレスくんのペースで、のんびり暮らしてくれるのが一番です。

ウォンバット以外も見どころいっぱい茶臼山
私のお目当てはウォンバットでしたが、侮れませんよ茶臼山動物園。
至近距離でレッサーパンダを見られる「レッサーパンダの森」。展示室内は、ほぼゼロ距離(おさわり厳禁)です。

園内の雑木林を活用した「オランウータンの森」では、野生に近いオランウータンの暮らしを間近に見ることができます。

2023年にオープンした「ライオンの丘」。長野市街を一望できる特等席。


動物園の花形といえばゾウ。茶臼山動物園ではアジアゾウのフー子さんが暮らしています。

キリンもいます。キリンの目線と同じ高さから見られるのが良いですね。

というわけで、ゴールデンウィーク初日に訪れた茶臼山動物園。ウォレスさんのお散歩シーンを見ることは叶いませんでしたが、桜がまだ残る園内で、のんびりと過ごすことができました。また行くしかありませんね。