スイッチングハブDS105X用に冷却ファンを買う

本ページにはプロモーションが含まれています

11月から稼働させている10Gbps対応スイッチングハブのDS105Xくん。以前のポストでも記載したように、LANケーブルを繋いで電源を入れただけの、これと言った通信が行われていない状態でも、筐体がほんのり温かくなります。

どのくらい「ほんのり」?

DS105Xの温度を測ってみると*1、上面は34~36℃で「ほんのり」人肌感。熱の逃げづらい底面は38~39℃とインフルエンザ級でした。通信を行えば、温度はもちろん上昇。NASと繋いで10Gbpsで通信すると、上面は41~42℃で底面は51~52℃に。気温の低い時期ならファンを使わなくても大丈夫と思いますが、精神的にはちょっとアレです。夏になれば室温も上がり、温度はさらに上昇します。
*1:2025年1月、室温21℃前後。熱の伝わりにくいカラーボックスの天板上で計測。

放射温度計はひとつあると意外と便利

夏に備えて冷却台(ファン)を置く

温度が上がれば通信速度が落ちることもあるでしょうし、スイッチングハブ自体の寿命にも影響します。そこでCooler MasterのConnect Standという冷却台を購入。Cooler Masterと言えば、PC冷却系製品で有名な会社ですね。

以前自作したファンを改良することも考えましたが、ラズパイが電気を食うので今回はナシです。

Cooler Master Connect Stand 汎用 スタンドタイプクーラー MNX-SSRK-12NFK-R1 HS1406

風量そこそこ、静音冷却台

早速、冷却台にDS105Xを置いて温度を測ると、(ルーターとは何かしら通信しているかもしれない)ほぼ無通信状態で上面が29〜30℃。NASと繋いで10Gbpsでデータのやり取りをすると、上面が36〜37℃で底面が37〜38℃。風の当たる底面は、当たり前ですがしっかり温度が下がっています。

ハブの電源の差し込み口も、LAN端子側にして欲しい・・

冷却台の仕様としては、1,200RPMの12cmファン搭載。回転数が控えめなので、風量も控えめ。風切り音はほぼしません。ただし、上に置くモノによってはモーターの振動音が響きます。風量はそこそこなので、夏場にどこまで冷やせるか未知数。冷却性能に不安を感じるようであれば、ファンを追加するなどしようと思います。