世界でここだけ、この子だけ。茶色いパンダのチーザイに会う!

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今回の中国行には大きく三つの目的があります。ひとつ目は、もちろんシャンシャンに会いに行くこと。ふたつ目は、和花ちゃんの顔を見ること。そして、ずっと会ってみたかった茶色いジャイアントパンダのチーザイに会うことです。

茶色いジャイアントパンダ、その名はチーザイ

チーザイ(七仔)は2009年に発見・保護されたジャイアントパンダ。特徴は「毛色が茶色い」こと。その毛色から当地では「チョコレートパンダ」と呼ばれているようです。飼育下では、世界に一頭だけのスペシャルな茶色いパンダです。ちなみに、チーザイ以外にも茶色いパンダが野生下に生息していることが確認されています。チーザイの親戚かもしれませんね。

チーザイが暮らすのは秦嶺四宝科学公園

チーザイは、ジャイアントパンダ、トキ、キンシコウ、ターキンの「秦嶺四宝」が展示されている「秦嶺四宝科学公園(Qinling Four Rare animals Science Park)」に暮らしています。科学公園は、西安市内から60km以上離れており、市内から車で2時間くらいかかります。
秦嶺四宝科学公園の隣の楼観台国家森林公園*1までは、公共交通機関でも行けるようですが、別の手段を用意しましょう。私は日本から車を手配して向かいました。現地で日帰りツアーを申し込むという手もありそうです。

公園の周囲は温泉地らしく、日本のソレとは違うと思いますが、温泉レジャー施設があるようです。ホテルもあるみたいなので、宿泊も可能なのかもしれないです(Trip.comにでてこないので推測だらけでごめんなさい)。

チケットは入り口近くのプレハブで販売されています。公園に入るには、身分証明書が必須です。パスポートは忘れずに持参しましょう。私が訪れた際は、紙に氏名などを記入する必要がありました。
支払いは現金でもWeixin Pay(WeChat Pay)でも大丈夫です。入園料は、旺季(繁忙期3月1日〜11月)が30元、淡季(閑散期12月1日〜2月末)が20元です。

また、チーザイは園内の上の方のエリアにいます。園内で10元を払ってカートで一番上まで移動して、徒歩で下るのがおすすめです。

*1:すぐ隣の楼観台は道教発祥の地らしい。

こんなに遠い

西安秦岭野生动物园は違う動物園

ひとつ注意して欲しいのが、「西安秦岭野生动物园」ではないということ。こちらにもジャイアントパンダなど秦岭ならではの動物をはじめ、珍しい動物が展示されているようですが、そこにチーザイはいません。チーザイがいるのは「秦嶺四宝科学公園」です。

茶色いパンダは実在した

「茶色いパンダは本当にいるんだ!」と感動してしまいました。個人的には、「チョコレートパンダ」よりも「ミルクティーパンダ」と呼びたい。チョコよりやさしい色合いに思いません?

到着時は寝ておられました。
すぐに起きてくれました。
チーザイの庭の前には案内板が置かれています。
お散歩チーザイ。
ギョロッと白目が見えるのがチーザイらしい。
りんごを食べるチーザイ。

この日は、あまり積極的ではなかったみたい。

隣が気になるチーザイ。
反対側には、お隣の乔乔(Qiao Qiao)がいました。

チーザイといえば、金網越しに隣の阿宝(アーバオ)の耳をかじってしまった事件が有名ですね。

こちらが阿宝。右耳にかじられた跡があります。

チーザイの他にもたくさんのパンダを見ることができました。

チーザイの右側の子もリンゴを美味しそうに食べていました。
良い寝姿です。
キンシコウもいます。
科学公園の外壁にチーザイが描かれていました。
チーザイとアーバオのコインをお土産にしました。

科学公園まで行くのはなかなか大変ですが、行くだけの価値はありました。茶色いチーザイは本当にかわいいですね。雪の積もった庭で遊ぶチーザイも見てみたいのですが、そんなに頻繁に訪れることはできません。なんとか都合をつけたくなってしまいますが、自制しておきます。

シャンシャン再会編につづく。