シャンシャンに会いに中国へ(補足編)

中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地

シャンシャンが暮らす「中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地」に行こうと、ネットで情報を漁っても、出てくる情報はそう多くありません。そこで頼りになるのは、過去にセンターを訪れた先人が残した訪問記。私もそれに習い、アレコレを残したいと思います。

「中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地」の公式サイトはどれ?

熊猫频道の中にありそうですが、探し方が悪いのか、見つけることができない。唯一見つかるのは、上空から碧峰峡基地を見下ろすコンテンツのみ(シャンシャンの暮らす豹子山の地形も確認できます)。

営業時間やチケット料金などの基本的な情報は、WeChatの「発見」メニューから雅安碧峰峡のページで確認することができます。

成都のジャイアントパンダ繁殖研究基地のように、雅安碧峰峡基地も日本語サイトの開設をお願いしたい。

ジャイアントパンダ保護研究センターのチケット

前回の記事内で言及していますが、チケットは碧峰峡景区のチケットセンターで買うのが一般的です。チケットは大人100元。タクシーで「碧峰峡に行ってくれ」と伝えると、碧峰峡景区入り口のチケットセンターに向かってくれるので、そこでチケットを買いましょう。

雅安碧峰峡基地のチケットとカート乗車券
上が保護研究センターのチケット、下がセンター内のカート乗車券。

チケットはWechatでも買えるっぽい?

実際に購入していないので、WeChatにeチケットの購入画面があるよ、とだけお伝えしておきます。
成都の大熊猫繁育研究基地のチケットはWeChatで購入&使用できましたが、こちらはどうなのでしょうね?

WeChatのチケット購入画面

成都と同じであれば、購入時にパスポート番号と氏名の登録、入場時にパスポートのチェックが必要でしょう。

センター内の移動方法

移動は徒歩が基本ですが、入場してすぐのところでチケットを購入すれば、カートに乗ることも可能です。料金は往復20元。カートはある程度の人数が集まらないと出発しないらしい。

シャンシャンの暮らす豹子山までは、歩くと10分くらい掛かるので、行きはカートに乗るのが良いでしょう。

保護研究センター入り口を中から撮影
カートの乗車券は、写真右下の窓口で購入できます。

トイレはきれい

形状は基本的に和式ですが、センター内のトイレはどこも掃除が行き届いて、きれいです。紙も備え付けられています。シャンシャンが暮らす豹子山から一番近いトレイは、パンダ幼稚園の近く。そこには洋式便座もあります。

休憩できる建物はない

センター内に座って休める建物はありませんでした。東屋風のカート乗り場には、ベンチと屋根あり。雨や雪が降っても、身を隠せるところはないので、それなりの準備と覚悟を持ちましょう。

レストラン的な施設はない?

残念ながら、センター内にご飯が食べられるお店はありませんでした。園内で購入できる食べ物は、パンダ幼稚園近くのお土産屋さんのカップラーメンくらい(ホットスナックのケースもありましたが、空でした) 。保護研究センター周辺にもお店はないので、碧峰峡に移動する前にパンやお菓子を購入して、持ち込みましょう。

パンダ幼稚園近くのお土産屋さん

カップラーメンが売っているお土産屋さん。建物の右下に「Panda Restaurant」の看板はありましたが、レストラン的な営業をしている様子はありませんでした。

冬の防寒

私が訪れた1月初旬は、天気の良い日は暖かく、小雨が降る日は凍えるほどではないけど寒い、くらいの気温でした。おそらく東京よりも少し暖かかったと思いますが、それはあくまでその時のこと。寒気が流れ込むようなら、雪が降るところです。防寒具は必ず持参しましょう。どんなに寒くても、豹子山に寒さをしのげるような場所はありません。

私は、上下に風を通さない素材のアウター、インナーにダウンを着用していました。真冬の上野動物園に早朝から並んだ、あの頃の服装を思い出すと良いかも。カイロや手袋も持っていきましょう。手袋は黒系がオススメです。スマホにしろデジカメにしろ、自分の指が写り込まなくなりますよ。

パンダ(の毛皮)にさわれる

センターに入ってすぐ右手にある資料館的なところに、パンダの毛皮の一部が展示されています。毛にコシのある、ゴワゴワとしたさわり心地です。

とりとめのない事柄ばかりですが、何かのお役に立てれば幸いです。思い出したことがあれば、随時追加・更新予定です。

中国編はもうちょっとだけ続くんじゃ。