至高のテンキー Keychron Q0

テンキーが欲しくなりました。普段はテンキーレスのキーボードを使っていますが、数字の入力や、テンキーにショートカットが割り当てられたソフトを使用していると、ちょくちょくテンキーが欲しくなります。

時期的なものもあり、とりあえずテンキーを入手しようと量販店に赴き、エレコムの無線静音テンキーパッド TK-RDM022Sを購入。ちょっとケチって「無線」接続を選んでしまいましたが、それ用にレシーバーを挿さないといけないので、Bluetooth®に対応したものの方が良かったように思います。

実際に数日テンキーを使ってみて感じたのは、圧倒的に数字の入力がラクだと言うこと。当たり前ですが、数字の入力に特化しているだけのことはあります。ちょっとした計算にテンキーを使うだけでも、その威力を十分に感じることができます。さすがテンキーです。

数字の入力がラクになり、これにて一件落着。のはずでしたが、せっかく買ったTK-RDM022S、早々に使うのを止めてしまいました。原因は打鍵感です。

店頭で試した時には、そこまで気にならなかったのですが、使っていると、ベコベコした押し心地に指先がイライラ。メカニカルスイッチのキーボードとメンブレンスイッチのテンキーとでは打鍵感が違いすぎて、並べて使うには厳しいものがありました。

とにかく心地が良いKeychron Q0

改めて打鍵感の合うテンキーを探すことになりましたが、ほぼ迷うことなく「Keychron Q0」に決定。

まず、肝心の打ち心地には文句のつけようがありません。赤軸を選択しましたが、赤軸の軽いタッチをズシリと重い500gの本体が受け止めてくれるので、安定感は抜群。打鍵音はとても静かなコトコト音。底打ちしても反響しません。おそらくQ0以上に打ち心地の良いテンキーは存在しないでしょう。キーキャップの触り心地もスベスベサラサラで最高。

デザインの良さもQ0を選んだ理由のひとつです。シンプルで塊感のある見た目が最高です。最上段のキーが◯△□×になっているあたりからは、ただのテンキーではなく「カスタム可能なナンバーパッドだ」という主張を感じます。そしてこの「カスタム可能なナンバーパッド」である点も、Q0を選んだ理由のひとつです。

VIAによるカスタマイズ

そもそもはテンキーを探していたはずですが、キーをマップ可能となれば、それ以上の使い方も試してみたくなるものです。うまいことキーに機能を割り当てられれば、左手用デバイスとしても活用できるのではと考えています。キーマップはVIAというソフトウェアで変更することが可能です。

Q0の残念なところ

打ち心地も見た目も良くて、カスタマイズ性の高いKeychron Q0。ひとつだけ不満を上げるとすれば、接続が有線のみだということ。机に据え置いて使うものなので、有線接続で良いのですが、Bluetooth®︎接続にも対応していたら完璧でした。

それにしてもこのQ0、打ち心地が良すぎますね。意味もなくキーを押したくなります。そのせいか、もっと押し心地の良いキーボードも欲しくなってしまいました。キーボード沼こわいこわい。